セイヨウヒキヨモギ（西洋引蓬）

半寄生1年草 ヨーロッパ西部原産で、道端や河川敷に生える帰化植物。全体に白色の毛と腺毛があり、粘る。茎は直立して分岐せず、高さ40cmほどになる。葉は先の尖った狭卵形で縁には鋭鋸歯があり、無柄でやや密に互生する。茎の上部の葉腋に長さ2.5cmほどの黄色の唇形の花を1つずつつける。上唇はドーム状で下唇は大きく張り出し3裂する。果実はさく果、萼に包まれて褐色に熟し、小さな種子を多数出す。花期は5〜6月 学名は、Bellardia viscosa ハマウツボ科セイヨウヒキヨモギ属 ヒキヨモギは葉が3片ほどの広線形の裂片に分かれる。

▼2014年5月22日　平成	▼全体に腺毛が多い。
▼花は長さ約2.5cm。		▼下唇の幅は約1.5cm。
▼葉は接近して互生する。	▼葉は無柄、長さ約3.5cm。	▼裏面に脈が突出する。
▼茎に腺毛が密生する。

▼2013年6月16日　意宇		▼果実。萼や茎に腺毛が多い。
▼果実は萼に包まれている。	▼果実は長さ約1cm。	▼果実の中に多数の種子がある。
▼種子は0.4〜0.5mm。		▼種子は長さ約0.55mm。
▼2013年5月26日　意宇
▼若い果実。	▼花は萼を含めて長さ約2.5cm。	▼下唇の幅は約1.2cm。
		▼雄しべが4個ある。
▼萼の中に子房（果実）が包まれている。		▼萼をはずした若い果実、長さ約1cm。
▼果実の縦断面。	▼果実の中に種子が多数入る。	▼種子は長さ約0.45mm。
	▼葉は互生する。	▼葉は長さ約3cm。
▼葉には腺毛が多い。	▼裏面に脈が突出する。	▼裏面に腺毛が多い。
▼茎に腺毛が密生する。		▼茎は枝分かれせず、直立する。
▼2018年6月7日　意宇		▼若い果実。
▼2019年6月3日　意宇
▼2017年7月18日　果実　平成		▼果実は萼の中にある。
▼萼の中の果実。	▼果実は長さ約1cm。	▼果実の先端が2裂して種子が出る。
▼種子は長さ0.4〜0.5mm。

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