サルビア・ガラニチカ

落葉低木
南アメリカ原産。茎は断面が四角、腺毛が密生する。葉は長さ5~12㎝、先が尖り、基部は切形。下部の葉は長さ5㎝ほどの葉柄がある。花は穂状花序につき、長さ3~5cmの濃い青紫色の唇形花。上唇はフード状で大きく、下唇は短い。萼は黒色を帯び、先が2裂し、下側の先がさらに浅く2裂する。花期は7〜10月。(三河の植物観察)
学名は、Salvia guaranitica
シソ科アキギリ属
園芸では「メドーセージ」の名で流通しているが、これは誤用されたもの。また、「メドウセイジ」はSalvia pratensisの標準和名。



▼2017年5月27日 植裁 玉湯▼花冠の上唇はフード状で大きい。

サルビア・ガラニチカ花

サルビア・ガラニチカ花

サルビア・ガラニチカ花

▼萼は黒く、上下に浅く2裂する。▼萼の下唇はさらに浅く2裂する。

サルビア・ガラニチカ萼

サルビア・ガラニチカ萼

サルビア・ガラニチカ

▼葉の基部は切形。▼茎には長い腺毛と短毛がある。

サルビア・ガラニチカ葉

サルビア・ガラニチカ茎

サルビア・ガラニチカ

▼下部の葉は長い葉柄がある。

サルビア・ガラニチカ

サルビア・ガラニチカ

サルビア・ガラニチカ






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