サクラタデ（桜蓼）

多年草 本州〜沖縄の水辺や湿地に生える。高さ0.5〜1m。地下茎を横にのばしてふえる。葉は互生し、長さ7〜13cmの披針形でやや厚く、裏面には腺点がある。乾くと赤褐色になる。托葉鞘は長さ約1.5cmの筒形で、ふちに長い毛がある。花序は細長く、淡紅色の花をやや密に花をつける。雌雄異株。花被は長さ約5mmで5深裂し、腺点がある。雌花では雌しべが雄しべより長い。雄花の雌しべは雄しべより短く、結実しない。そう果は花被に包まれ、長さ約3.5mmの3稜形で黒色。 花期は8〜10月。（野に咲く花） 学名は、Persicaria macrantha subsp. conspicua タデ科イヌタデ属 よく似たシロバナサクラタデは花被が長さ3〜4mmと小さい。 似た花の仲間

▼2013年10月7日　島根	▼柱頭は3岐する。	▼花は直径約8mm、花被は長さ約6mm。
	▼雌しべの柱頭は3岐し、雄しべは8個ある。	▼花被には腺点が多数ある。
		▼葉身は長さ約6cm。
▼葉の表面に短毛がある。		▼裏面の脈上に毛がある。
▼托葉鞘の縁には長毛がある。

▼2012年10月13日　宍道	▼柱頭は3岐する。	▼雌しべが花被から超出する長柱花。
	▼花の直径は約9mm。	▼柱頭が2岐するものがある。
▼花被は長さ約5mm。花被に腺点がある。	▼花被の腺点。	▼葉は長さ約15cm。
▼縁に短毛がある。		▼葉脈に短毛がある。
▼托葉鞘の縁に長毛がある。		▼花序の分岐は少ない。
▼2016年10月22日　宍道	▼柱頭は3岐する。
▼2017年11月13日　果実　宍道		▼果実を包んだ花被は長さ約6mm。
	▼花被には腺点がある。	▼果実は長さ約3mm、3稜がある。
▼果実は光沢がない。	▼細かな凹凸がある。

▼2012年9月27日　大井		▼雄しべが長く、雌しべが短い。
▼花被は長さ約5.5mm。	▼花は直径約6.5mm。	▼花柱は3岐する。
▼花被に腺点がある。		▼托葉鞘の縁に長毛がある。
▼葉は長さ約11cm。	▼短毛がある。
▼短毛が生え、腺点がある。	▼花序枝はあまり分枝しない。
▼2011年11月4日　大井	▼柱頭が３岐する。
▼2011年10月19日　大井
▼花は直径約６mm。	▼花被は長さ約６mm。
▼2011年9月28日　大井		▼柱頭は3岐し、雄しべより短い。
▼花被に腺点がある。	▼花は直径6mm以上ある。
▼花序は1〜3本分枝する。
▼托葉鞘の縁に長い毛がある。		▼托葉鞘の表面にも伏毛がある。

▼2003年10月4日　長花柱花　乃白	▼花柱が3岐する。

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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