サジガンクビソウ(匙雁首草)

多年草
本州〜沖縄のやや乾いた山地や丘陵の木陰に生え、高さ25〜50cm。茎や葉には開出毛がある。根生葉は、花のころにも残り、長さ9〜15cm、幅2.5〜3.5cmの倒披針形で、鋸歯はほとんどない。茎葉は小さく、まばらにつき、上部では線状披針形になる。枝先に緑白色の頭花を下向きに1個ずつつける。頭花は8〜15mmの半球形で下向きにつき、基部に苞葉がある。総苞片は5列に並び、外片は内片より短く、そり返る。中片と内片は長楕円形で、先はややまるい。内片は白っぽくなって緑白色。まわりは雌花で内側に両性花がある。花期は6〜10月。(野に咲く花)
学名は、Carpesium glossophyllum
キク科ヤブタバコ属
似た花にヒメガンクビソウがあるが、頭花が4mmと小さい。



▼2019年7月25日 玉湯

サジガンクビソウ花

サジガンクビソウ花

サジガンクビソウ花

▼頭花は直径約11mm。▼中心部に両性花、周辺に雌花がある。

サジガンクビソウ花

サジガンクビソウ花

サジガンクビソウ花

▼両性花(上)と雌花(下)▼両性花の花冠。

サジガンクビソウ花

サジガンクビソウ花

サジガンクビソウ花

▼子房の先には腺があり粘る。▼雌花の花冠。

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼茎、葉ともに密に開出毛がある。▼ロゼット状の根生葉がある。

サジガンクビソウ葉

サジガンクビソウ茎

サジガンクビソウ根生葉

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ




▼2011年8月10日 宍道

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼根生葉が残り、茎葉は小さく、まばらにつく。

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼2011年7月9日 蕾 玉湯

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼茎や葉に毛が多い。▼根生葉が残る。▼花は枝先に1個ずつつく。

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼2006年8月28日 丸倉山

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼2004年7月24日 真山

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼2014年9月8日 果実 玉湯▼果実の集合果は直径約1.5cm。

サジガンクビソウ果実

サジガンクビソウ果実

サジガンクビソウ果実

▼果実は長さ4〜5mm。▼果実の先端は細くなる。▼細い部分には粘液がつく。

サジガンクビソウ果実

サジガンクビソウ果実

サジガンクビソウ果実

▼まだ花が残っているもの。▼花が落ち果実が現れる。▼根生葉が残っている。

サジガンクビソウ果実

サジガンクビソウ果実

サジガンクビソウ根生葉

▼ロゼット葉。

サジガンクビソウ根生葉

サジガンクビソウ根生葉

サジガンクビソウ

▼2011年11月9日 果実 東忌部

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼果実の先端は細くなる。▼細くなった部分に粘液を出す腺がある。

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼2012年4月17日 ロゼット葉 宍道

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼去年の花茎

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼2007年4月14日 ロゼット葉 玉湯

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼2007年3月31日 ロゼット葉 乃白

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ

▼2003年9月7日 田和山

サジガンクビソウ

サジガンクビソウ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑