オランダハッカ(阿蘭陀薄荷)

多年草
ヨーロッパ原産。江戸時代の1820年代に導入された。全国的に市街地の道ばたなどに帰化している。全体ほぼ無毛で、強いハッカ臭がある。茎は断面が四角形で、直立してよく分岐し、高さ80cmほどになる。葉は長楕円形で、基部は心臓形、縁には鋸歯があって、表面は縮緬状となる。無柄で対生する。茎の先端に穂状の花序を出し、淡紅色〜白色の4深裂した管状の小さな花を輪生状に密生してつける。雄しべは4本、花筒より長く飛び出る。花期は夏。(日本帰化植物写真図鑑)
別名スペアミント、ミドリハッカ
学名は、Mentha spicata var. crispa
シソ科ハッカ属



▼2010年8月25日 下東川津▼雄しべが長く飛び出す。▼茎の先端に穂状の花序を出す。

オランダハッカ

オランダハッカ

オランダハッカ

▼全体が無毛。▼葉はちりめん状になる。

オランダハッカ

オランダハッカ

オランダハッカ

▼葉は表裏とも無毛。

オランダハッカ

オランダハッカ

オランダハッカ

オランダハッカ






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