オオキンケイギク(大金鶏菊)

多年草
北アメリカ原産。明治中期に導入、栽培されたものが、広く野性化、河川敷や道路沿いなどに大群落をつくる。茎は束生し高さ30〜70cm、根生葉は長い柄があり、3〜5小葉に分裂する。両面ともあらい毛がある。頭状花は直径5〜7cm、舌状花は橙黄色で花冠の先は歯状のきざみがある。筒状花も同じ色で花床に細長い鱗片がある。果実は扁平、暗褐色で光沢を欠き、半透明の薄いひれに取り巻かれる。花期は初夏。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Coreopsis lanceolata
キク科キンケイギク属
似た花のキンケイギク(Coreopsis basalis)は舌状花の基部が紫褐色の蛇の目。
ホソバハルシャギク(キンケイ菊)(Coreopsis grandiflora)は別種で、葉は全て茎につき、対生または複生する。
オオキンケイギク(特定外来生物)



▼2015年5月25日 宍道

オオキンケイギク花

オオキンケイギク花

オオキンケイギク蕾

▼花は直径約8cm。▼花の中心部は筒状花。▼舌状花には雌しべ、雄しべはない。

オオキンケイギク花

オオキンケイギク筒状花

オオキンケイギク舌状花

▼舌状花に退化した雌しべ状のものがある。▼筒状花は子房を含めて長さ約1cm。▼若い果実は長さ約3.5mm。

オオキンケイギク舌状花

オオキンケイギク筒状花

オオキンケイギク果実

▼果実は内側に曲がり、周囲に翼がある。▼長さ約0.4mmの冠毛がある。

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク冠毛

オオキンケイギク冠毛

▼下部の葉は3裂する。▼上部の葉は裂けない。

オオキンケイギク葉

オオキンケイギク葉

オオキンケイギク葉

▼茎や葉には毛が多い。▼上部の葉は裂けない。

オオキンケイギク茎

オオキンケイギク

オオキンケイギク




▼2005年5月21日 乃木福富

オオキンケイギク花

オオキンケイギク花

オオキンケイギク葉

オオキンケイギク

▼2004年5月15日 浜乃木

オオキンケイギク花

オオキンケイギク

▼2006年6月3日 乃白▼葉は深裂する。▼枯れた花がとれ、果実が出る。

オオキンケイギク花

オオキンケイギク葉

▼2015年6月24日 果実 浜乃木

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク果実

▼総苞は長さ約2.5cm。▼総苞は直径約2cm。▼果実は偏平で翼があり、反っている。

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク果実

▼果実は長さ4mm、幅約5.5mm。▼中に種子が 1個ある、長さ約3mm。▼未成熟な果実。

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク種子

オオキンケイギク

オオキンケイギク

オオキンケイギク

▼2011年7月6日 果実 上東川津▼果実の周囲に翼がある。

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク果実

オオキンケイギク花後

オオキンケイギク花後

オオキンケイギク花

▼葉は深裂する。

オオキンケイギク花

オオキンケイギク葉

オオキンケイギク

▼2006年5月3日 蕾 浜乃木▼葉は対生する。

オオキンケイギク蕾

オオキンケイギク

オオキンケイギク

▼2011年5月2日 川津▼葉は対生する。

オオキンケイギク葉

オオキンケイギク葉

オオキンケイギク

オオキンケイギク

オオキンケイギク

▼2007年2月12日 根生葉 乃白

オオキンケイギク根生葉

オオキンケイギク根生葉

オオキンケイギク

▼2005年7月10日 乃白

オオキンケイギク



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