オオキジノオ(大雉の尾)

常緑性シダ植物
関東以西〜九州の沢沿いや山地の湿気た斜面に生える。葉は2形。栄養葉の葉身は、広楕円形の単羽状複葉、先端は急に狭まり頂羽片がある。羽片は有柄で鎌状に曲らず、先の方では基部は下側が広く中軸に沿着する。中軸の表面は平たく、裏面は丸い。胞子葉の羽片は線形で有柄、羽軸沿いに胞子嚢群を長くつけ、熟した後は枯れる。
学名は、Plagiogyria euphlebia
キジノオシダ科キジノオシダ属



▼2008年7月13日 胞子葉 羽片は細く線形。 八雲▼栄養葉

オオキジノオ

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▼先端は頂羽片となる。▼上部以外の羽片には柄がある。

オオキジノオ

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▼2008年6月1日 栄養葉 八雲▼羽片は有柄

オオキジノオ

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▼2009年4月19日 新芽 宍道▼羽片は有柄。

オオキジノオ

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▼上部羽片の基部は下側が中軸に沿着する。

オオキジノオ

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