オオカモメヅル(大鴎蔓)

つる性多年草
北海道〜九州の山の木陰に生える。葉は3角状狭卵形で膜質、ほとんど無毛、先は長くとがり、基部は心形でやや耳状にはり出し長さ6〜12cm、幅2〜6cm、葉柄は6〜20mm。花序は小さく葉腋につき、花は淡暗紫色で径約5mm、花冠裂片の内面にちぢれ毛がある。副花冠は星状に開出し裂片はずい柱より短い。袋果は無毛、水平に開出し長さ4〜6cm。花期は7〜8月。(原色日本植物図鑑)
学名は、Vincetoxicum aristolochioides
キョウチクトウ科カモメヅル属



▼2016年6月18日  美保関

オオカモメヅル花

オオカモメヅル花

オオカモメヅル花

▼花は直径約6mm。▼副花冠は星形に開出する。

オオカモメヅル花

オオカモメヅル花

オオカモメヅル花

▼花冠の内面に縮れた毛がある。

オオカモメヅル花

オオカモメヅル花

オオカモメヅル花

▼花冠の裏面。▼花序は短い。▼葉先は尖っている。

オオカモメヅル

オオカモメヅル

オオカモメヅル葉

▼葉身は長さ約9.5cm。▼葉脈に毛がある。

オオカモメヅル葉

オオカモメヅル葉

オオカモメヅル葉裏面

▼裏面の葉脈にも毛がある。▼茎に毛がある。

オオカモメヅル葉裏面

オオカモメヅル

オオカモメヅル

オオカモメヅル





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