越年草 ユーラシア・アフリカ原産。明治のなかごろに気づかれ、現在では全国的に広がっている。茎はよく分枝して横に広がる。葉は茎の下部では対生、上部では互生し、長さ0.7〜1.8cm、幅0.6〜1.5cmの卵状広楕円形で8〜16個の鋸歯がある。茎の上部の葉腋から長さ1〜2cmの花柄をだしてルリ色の花をつける。花は直径0.8〜1cmで日があたっているときだけ開く。花冠は4裂し、上部の裂片がやや大きく、色も濃い。雄しべは2個。さく果は長さ約4mm、幅6〜7mmで平たく、ふちにだけ長い毛がある。なかに舟形の種子が入っている。花期は3〜5月。(野に咲く花) 学名は、Veronica persica オオバコ科クワガタソウ属 似た仲間 |
▼2014年4月15日 白花 鹿島 | ||
▼花は直径約8mm。 | ▼果実は柄が長くなり下を向く。 | |
▼果実の幅は約7mm、縁に毛がある。 | ▼若い種子は長さ約2mm。 | |
▼葉は長さ約1cm。 | ||
▼畑の脇なので農薬の影響かもしれない。 | ||
▼2018年5月15日 淡色の花 八雲 | ||
▼2013年4月4日 袖師 | ▼花は直径約1.1cm。 | |
▼若い果実。 | ▼果実は萼に挟まれている。 | |
▼若い果実は約5mm×8mm、縁に毛がある。 | ▼果実の縦断面。 | |
▼若い種子は長さ1.5mm。 | ▼種子の腹面は凹んでいる。 | |
▼2011年3月12日 八雲 | ▼長い柄の先に花がつく。 | |
▼2011年2月26日 玉湯 | ▼花冠の基部に毛がある。 | ▼雌しべの両側に雄しべが1本ずつある。 |
▼2010年11月20日 西忌部 | ||
▼2012年3月14日 落下する花 東忌部 | ▼雌しべを残して花冠と雄しべが落ちる。 | |
▼花冠が落ちたあと。 | ▼雌しべと子房がある。 | |
▼上部の葉は互生する。 | ||
▼葉の裏には毛が多い。 | ||
▼2013年5月2日 果実 大井 | ▼裂開し始めた果実。 | ▼若い果実 |
▼萼に包まれた果実 | ▼萼の中の果実は幅約7mm。 | ▼種子は長さ1.2〜1.5mm。 |
▼種子の腹面(右側)は凹んでいる。 | ▼種子の背面は横じわがある。 | ▼腹面の凹みにエライオソームがつく。 |
▼2012年5月24日 果実 玉湯 | ▼果実は4枚の萼片に囲まれる。 | ▼裂開する果実。 |
▼▼萼片を除いた。 | ||
▼長さ約2mm、幅1mm。横しわがある。 | ▼腹面が凹み、エライオソームがつく。 | |
▼2013年3月16日 若い果実 東持田 | ▼未熟な果実。 | ▼未熟な果実(左)〜若い果実(右)。 |
▼若い果実は幅約8mm。 | ▼果実の縦断面。種子が多数入っている。 | |
▼種子の腹面は凹んでいる。 | ||
▼種子の背面、長さ約1.3mm。 | ▼花は約1.3cm×1.0cm。 | |
▼2012年6月18日 若い果実 東忌部 | ▼果実の縁に腺毛がある。 | |
▼萼から取り外した。 | ||
▼果実を半分に割った。 | ▼未熟な種子が入っている。 | ▼未熟な種子。 |
▼2005年4月16日 果実 八雲 | ▼2003年10月26日 乃白 果実 | ▼上部の葉は互生する。 |
▼2008年11月15日 西川津 | ||
▼2004年1月18日 東長江 | ▼2006年2月19日 花柄が長い。 風土記の丘 | ▼2006年11月25日 佐草 |
▼2008年3月2日 玉湯 | ||
▼2005年2月26日 上乃木 | ▼2002年3月9日 松江市大庭 | |
▼▼2004年3月20日 上乃木 | 2004年11月28日 乃白 | ▼2003年9月28日 乃木福富 |