常緑シダ植物 関東地方以西〜九州の低山のやや乾いた林縁に生える。根茎は斜上し塊状。葉柄はわら色、基部に披針形、褐色〜暗褐色、全縁の鱗片がつく。葉身は2回羽状複葉〜3回羽状深裂、先端はしだいに狭まる。最下羽片の基部の第1羽片は短く有柄で中裂〜深裂、羽軸裏に基部が扁平状の鱗片が多い。ソーラスは小羽片の中肋寄りにつく。包膜は灰白色で、薄紅色を帯びることがある。 学名は、Dryopteris hondoensis オシダ科オシダ属 |
▼2008年4月27日 東忌部 | ▼最下羽片の上向き小羽片より下向き小羽片が少し長い。 | |
▼羽軸裏の鱗片基部は扁平 | ▼羽軸に袋状鱗片は少ない。 | |
▼葉柄基部鱗片は褐色〜暗褐色。 | ▼古い葉。 | |
▼2008年6月15日 東忌部 | ||