オオバノイノモトソウ(大葉井許草)

常緑性シダ植物
東北地方中部以西〜九州の山地や低地の林床に生える。葉柄はわら色〜褐色で基部鱗片は褐色。葉は1回羽状複葉で頂羽片がある。羽片の辺縁は鋸歯状で基部が中軸に流れて翼とならない。葉はやや2形で、胞子葉は栄養葉より葉柄が長く、葉幅が細い。ソーラスは羽片の辺縁に沿って長くつく。
学名は、Pteris cretica
イノモトソウ科イノモトソウ属



▼2008年7月19日 栄養葉 玉湯

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

▼胞子葉は羽片が細い。

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

▼ソーラスはふちにつく。

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

▼中央が栄養葉、右が胞子葉。

オオバノイノモトソウ




▼2008年6月15日 栄養葉 東忌部▼胞子葉▼中軸に翼はない。

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

▼ソーラスは辺縁につく。▼胞子葉は背が高い。

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

▼2009年3月28日 小さい個体 玉湯

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ

オオバノイノモトソウ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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