オニユリ(鬼百合)

多年草
古い時代に鱗茎を食用にするため渡来したものらしい。朝鮮南部が原産地と考えられている。古くから栽培され、北海道〜九州の人里近くにしばしば野生している。茎は高さ1〜2mになり、暗紫色の斑点がある。茎の上部にははじめ白い綿毛がある。葉は互生し、長さ5〜18cm、幅0.5〜1.5cmの披針形〜広披針形で先はとがる。葉には柄がなく、基部に黒紫色の珠芽(むかご)ができる。茎の上部に直径10〜12cmの花を4〜20個つけ、横向きまたは下向きに咲く。花被片は強く反り返り、橙赤色で濃い色の斑点がある。花粉は暗紫色。種子はできない。花期は7〜8月。(野に咲く花)
学名は、Lilium lancifolium
ユリ科ユリ属
日本には珠芽(むかご)をつけるユリは、オニユリしかない。似た花にむかごをつけないコオニユリがある。
コオニユリは実生から6〜8年立たないと開花しない。オニユリはムカゴから3年くらい、タカサゴユリは1年目に開花する。



▼2010年7月26日 玉湯

オニユリ

オニユリ

オニユリ

▼2009年8月1日 玉湯

オニユリ

オニユリ

オニユリ

オニユリ

オニユリ




▼2009年7月12日 蕾 玉湯

オニユリ

オニユリ

▼2009年7月5日 蕾 玉湯

オニユリ

オニユリ

▼2009年6月20日 蕾 玉湯▼珠芽ができ、茎に綿毛がある。

オニユリ

オニユリ

オニユリ

▼2009年5月31日 玉湯▼珠芽ができ、茎に綿毛がある。

オニユリ

オニユリ

オニユリ

オニユリ


珠芽(ムカゴ)を植えてからの毎年の様子。
▼2013年7月22日 開花 4年目。

オニユリ花

オニユリ花

オニユリ

▼2013年6月22日 蕾 4年目。

オニユリ蕾

オニユリ

オニユリ

▼2013年4月29日 4年目。

オニユリ

オニユリ

オニユリ

▼2012年6月6日 3年目。

オニユリ

オニユリ

オニユリ

▼2011年5月15日 2年目。

オニユリ

オニユリ

オニユリ

▼2011年4月16日 2年目の芽生え。

オニユリ

オニユリ

オニユリ

▼2010年3月19日 芽生え。

オニユリ

オニユリ

▼2009年9月12日 8月に植えたむかご。

オニユリ

オニユリ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑