オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)

常緑シダ植物
北海道〜九州の海岸付近に生える。葉柄基部に卵状、褐色〜黒褐色の鱗片がつく。葉は単羽状複葉で、頂羽片がある。側羽片は卵状長楕円形の鎌状で8〜15対つき、基部は円形で耳垂突出はなく、辺縁は全縁で多少波打つ。先端は尾状にのびて辺縁は全縁。ソーラスは円形で、包膜は灰白色で中心部は黒色になる。
学名は、Cyrtomium falcatum
オシダ科ヤブソテツ属



以下は海岸に生えソーラスの中心部が黒いのでオニヤブソテツとするが、耳垂が発達しているなど不確かなところもある。
▼2008年3月8日 秋鹿

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ




▼2008年5月6日 鹿島▼頂羽片の先端。▼羽片基部上方の耳垂が突出する。

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

▼ソーラスの中心部が黒くなる。▼羽片の先端部は全縁。

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

▼新芽。▼葉柄基部の鱗片。

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ

オニヤブソテツ



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