多年草 本州〜九州の日当たりの良い乾いた山地に生える。雌雄異株。雌花と両性花がある。根茎は長く、節がある。茎は高さ40〜100cmとなり、葉はふつう柄があって1〜2対の羽状に分裂し、上部のものはときに分裂しないこともある。頭花は枝に頂生し、二列に並んだ針状に羽裂する苞葉に包まれる。総苞は鐘形で長さ10〜12mm。花冠は帯白色で長さ10〜12mm。冠毛は褐色を帯び長さ8〜9mm。花期は9〜10月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Atractylodes ovata キク科オケラ属 |
▼2011年10月15日 両性花 鹿島 | ▼葯筒から伸びた雌しべは柱頭が2裂する。 | ▼頭花は羽状に裂けた苞葉に包まれている。 |
▼筒状花は長さ約1cm。 | ▼魚の骨のような苞葉。 | |
▼2006年10月14日 両性花 鹿島 | ▼葯筒から伸びた雌しべの柱頭が2裂する。 | ▼総苞の外側を苞葉がとりまく。 |
▼まだ雌しべが伸びていない。 | ||
▼2004年10月24日 雌花 鹿島1 | ▼葯筒が見られず雌しべだけがある。 | ▼苞葉は魚骨状。 |
▼葉のふちには刺状の鋸歯がある。 | ▼葉は3〜5裂する。 | |
▼2011年7月31日 蕾 鹿島 | ▼苞の内側 | |
▼苞葉の外側 | ||
▼葉は3〜5深裂する。 | ▼刺状の鋸歯がある。 | ▼裂片の基部が刺状に裏側へそり返る。 |
▼葉柄の基部に刺状のものがある。 | ||
▼2007年9月2日 蕾 鹿島 | ▼葉は単葉〜3〜5裂する。 | |
▼葉柄の基部に刺状のものがある。 | ||
▼2004年9月11日 蕾 鹿島1 | ▼2006年8月5日 蕾 鹿島 | |
▼2014年11月11日 花後 鹿島 | ▼鐘形の総苞は羽裂した苞葉に包まれる。 | |
▼2014年12月10日 果実 鹿島 | ▼冠毛は長さ約7mm、果実は約6mm。 | |
▼冠毛がとれた果実、長さ約6mm。 | ▼果実には上向きの毛が密生する。 | |
▼冠毛は羽毛状の枝がある。 | ||
▼2014年1月29日 果実 鹿島 | ▼果実と冠毛。 | ▼苞葉は針状に羽裂する。 |
▼果実が落ちたあとの総苞と苞葉。 | ▼苞葉は直径約3cm。 | |
▼果実と冠毛。冠毛は直径約2cmに広がる。 | ▼果実は細く、成熟していないようだ。 | |
▼未成熟な果実は長さ約6mm。 | ▼果実は毛が密生している。 | ▼冠毛は羽毛状。 |
▼苞葉は針状に羽裂する。 | ||
▼2016年11月12日 果実 鹿島 | ||
▼2004年3月13日 果実 法吉 | ||