オカメザサ(阿亀笹)


日本原産だが自生地ははっきりしない。関東地方以西で広く栽培され、逸出して野生状態のものも多い。稈は高さ1〜2m、直径3〜4mmになる。芽溝が深くて広いので、断面は半円形に近い。枝は1節から3〜5個でる。枝はごく短く、節が2個あり、先端に葉がふつう1個、まれに2個つく。葉身は長さ6〜10cm、幅2〜2.5cm。裏面には軟毛が密生する。枝先に直接葉がつき、葉鞘はない。したがって肩毛もない。(樹に咲く花)
学名は、Shibataea kumasaca
イネ科オカメザサ属



▼2010年9月18日 八雲▼枝は短く、2節の先端に葉がふつう1個つく。

オカメザサ

オカメザサ

オカメザサ



▼崖に伸びる根茎。

オカメザサ

オカメザサ

オカメザサ

オカメザサ

オカメザサ




▼2010年10月16日 八雲

オカメザサ

オカメザサ

オカメザサ

オカメザサ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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