ヌカボ(糠穂)

1年草
北海道〜沖縄。稈は高さ40〜80cm。葉は長さ10〜15cm、幅2〜5mm、鞘とともにざらつく。花序はほとんど円柱状につまった円錐形で長さ20〜30cm、枝はほとんど基部から小穂をつける。小穂は淡緑色で、紫色を帯び、苞穎は不同長、先は鋭く尖り、第1苞穎は長さ2.2〜3.5mm、小花は長さ第1苞穎の2/3以下、脈は分明である。花期は5〜6月。(原色日本植物図鑑)
学名は、Agrostis clavata var. nukabo
イネ科ヌカボ属



▼2015年6月24日 西川津▼花序は長さ約15cm、枝を開出しない。

ヌカボ

ヌカボ

ヌカボ

▼最下の節は枝を数本出す。▼枝を6本、半輪生状に出している。▼花序枝は逆刺があり、ざらつく。

ヌカボ

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▼小穂は長さ約2mm、第1苞穎がやや長い。▼小穂は長さ約1.6mm。

ヌカボ

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ヌカボ

▼護穎は長さ1.2〜1.5mm。▼護穎が内側に巻き込んで内穎が見えない。▼内穎はごく短い。

ヌカボ

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▼葉舌は長さ約1.5mm、切形。▼葉は幅約1.5mm。▼茎は長さ約50cm。

ヌカボ

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▼2010年6月12日 西川津

ヌカボ

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ヌカボ

▼花序枝の節から4本の枝がでている。

ヌカボ

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ヌカボ

▼小穂には1小花がある。▼第1苞穎は長さ約2.2mm、他は少し短い。▼小花の護穎は長さ約1.5mm。

ヌカボ

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▼内穎はごく短い。▼果実は長さ約1mm。

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