越年草 北海道〜九州の田畑のふちにふつうに生える。茎は叢生し高さ10〜30cm、無毛、分枝する。葉は長楕円形、鋭頭、無柄、長さ10〜20mm、両面無毛で緑白色、縁は波状となる。花はまばらな集散花序につく。花序の苞は白色膜質、卵状披針形、長さ2.5mm。花柄は長さ10〜15mm。萼片は狭長楕円形、鋭頭、長さ3〜3.5mm、無毛。花弁は萼片より少し長く、白色で2深裂、時に花弁はない。果実は花弁と同長。種子は腎円形、直径0.7mm、鈍突起がある。花期は3〜8月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Stellaria alsine var. undulata ナデシコ科ハコベ属 帰化植物のノミノコブスマは花の直径が7mm程度で花弁が萼片より短い。 |
▼2013年4月18日 袖師 | ||
▼2013年3月28日 鹿島 | ▼花弁は2深裂する。 | |
▼花は直径約6mm。 | ||
▼葉は対生する。 | ▼葉は長さ約8mm。 | |
▼2011年11月12日 鹿島 | ||
▼2006年4月30日 玉湯 | ▼花弁が萼片より長い。 | |
▼2006年11月25日 佐草 | ||
▼2007年4月21日 八雲 | ||
▼2005年10月9日 乃白 | ||
▼2005年3月26日 佐草 | ▼2004年11月28日 佐草 | ▼2004年4月15日 城山公園 |
▼2004年4月10日 田和山 田 | ||
▼2013年5月16日 果実 大東 | ||
▼萼に包まれた果実。 | ▼果実は長さ約3mm。 | ▼果皮を破ると大きめの種子がある。 |
▼種子は0.65〜0.7mm。 | ||
▼2013年5月6日 果実 八雲 | ||
▼若い果実。 | ▼萼の中の果実は長さ約3.5mm。 | ▼果実の中の種子。 |
▼種子は多数入っている。 | ▼若い種子は長さ0.6〜0.65mm。 | |
花は直径約9mm。 | ||
▼葉は長さ約1.5cm、無毛 | ||
▼2013年4月22日 果実 上佐陀 | ▼萼に包まれた若い果実。 | |
▼萼に包まれた若い果実。 | ||
▼若い果実は長さ約3mm。 | ▼果実の中の種子。 | ▼若い種子。 |
▼若い種子は長さ約0.9mm。 | ||
▼2007年6月30日 玉湯 | ||
▼2007年6月16日 星のように見えるのは種子が出たあとの開いた果実と萼片。 八雲 | ||
▼果実 | ||
▼2013年4月4日 若葉 袖師 | ||
▼2007年2月12日 佐草 | ||
▼2014年11月16日 虫えい 八雲 | ▼虫えい ノミノフスマメフクレフシ | |
▼中にタマバエの3齢幼虫が1匹入っていた。 | ▼幼虫は長さ約1.5mm。 | |