多年草 本州(関東以西)〜九州の山野に生える。根は太く束状。茎は直立し、暗紫色をおび、少数の枝を分け、高さ80 〜150cmになる。葉は有柄、ふつう3出羽状複葉をなし、小葉や裂片は長楕円形、楕円形または長卵形で、裏面は白みをおび、鋸歯は軟骨質でかたく、頂小葉の基部はしだいに細く葉柄へと流れ、葉柄は袋状にふくらむ。複散形花序は密で、萼歯片はなく、花弁は暗紫色まれに白色である。果実は平たく、広楕円形、長さ4〜6mm、分果の背隆条は脈状、側隆条は広い翼状となる。油管は背溝下に1〜4個、合生面に1〜6個。花期は9〜11月。(日本の野生植物) 学名は、Angelica decursiva セリ科シシウド属 |
▼2015年9月29日 東忌部 | ▼雄しべが伸びている雄性期の花。 | ▼花は暗紫色の花弁が5個ある。 |
▼花は直径約3.5mm。 | ||
▼雄しべと花弁が落ち、柱頭が伸びた雌性期の花。 | ▼雌しべが立っている。 | |
▼受粉後の若い果実。 | ▼雌しべが寝ている。 | |
▼2011年11月9日 佐草 | ▼小総苞片がある。 | |
▼花序の基部に袋状の鞘(総苞)が残る。 | ||
▼幼株 | ||
▼2011年10月8日 山代 | ▼雄しべが伸びた雄性期。 | ▼小総苞片がある。 |
▼花序の基部に袋状の鞘がある。 | ▼雌性期を過ぎた若い果実。2岐した柱頭が残る。 | |
▼2011年9月28日 大海崎 | ▼小総苞片がある。 | ▼花序の基部に袋状の鞘が残る。 |
▼2003年9月15日 佐草 | ||
▼2016年9月24日 佐草 | ||
▼2004年11月28日 果実 佐草 | ||
▼2018年10月28日 若い果実 東出雲 | ||
▼果実は長さ約4.5mm。 | ||
▼2004年11月13日 若い果実 佐草 | ||
▼2003年10月26日 乃白 若い果実 | ||
▼2004年10月11日 若い果実 佐草 | ▼2003年9月11日 (蕾) 東出雲 | |
▼2011年8月14日 山代 | ||
▼2006年8月14日 佐草 | ||
▼2016年4月19日 幼葉 山代 | ||