ノボロギク(野襤褸菊)

1年草
ヨーロッパ原産。明治のはじめに渡来し、現在では道ばたや畑などにふつうに生える。茎や葉はやわらかく、よく分枝して高さ約30cmになる。葉は互生し、不規則な羽状に裂ける。頭花は黄色で、ふつう筒状花だけが集り、舌状花はまれにしかない。総苞は長さ0.8〜1cmの筒状で、基部に小さな小苞がある。冠毛は白色。花期はほぼ通年。(野に咲く花)
 夏に咲いた個体は、総苞片が黒紫色に見えないことも多い。(街で見かける雑草や野草がよ−くわかる本)
学名は、Senecio vulgaris
キク科ノボロギク属



▼2014年3月24日 秋鹿▼頭花は筒状花のみ。▼総苞片や小苞片の先が黒くなる。

62517花

ノボロギク花

ノボロギク花

▼頭花は長さ約1.2cm、小苞片は長さ約3mm。▼頭花の縦断面。▼筒状花には冠毛がある。

ノボロギク花

ノボロギク花

ノボロギク花

▼冠毛は長さ約7mm。▼子房は約2.5mm。▼子房には上向きの短毛がある。

ノボロギク筒状花

ノボロギク子房

ノボロギク子房

▼こぼれ落ちる果実。▼果実と冠毛。▼冠毛は長さ約7mm。

ノボロギク果実冠毛

ノボロギク果実冠毛

ノボロギク果実冠毛

▼果実は長さ約2.5mm。▼果実に脈があり、上向きの毛がある。

ノボロギク果実

ノボロギク果実

ノボロギク果実

▼葉の基部は耳状に張り出し茎を抱く。

ノボロギク葉

ノボロギク葉

ノボロギク葉

▼葉は長さ約3.5cm。▼葉の裏面。▼茎に毛がある。

ノボロギク葉

ノボロギク葉裏面

ノボロギク茎

ノボロギク茎

ノボロギク

ノボロギク




▼2013年4月4日 嫁島

ノボロギク花

ノボロギク花

ノボロギク

ノボロギク

ノボロギク

▼2008年12月7日 上乃木

ノボロギク花

ノボロギク花

ノボロギク花序

▼2004年12月12日 乃白

ノボロギク花

ノボロギク花序

▼2008年8月30日 小波▼総苞片の先端が黒くならないものもある。

ノボロギク花

ノボロギク花

ノボロギク葉

ノボロギク

▼2003年9月23日 乃白▼総苞片の先が黒くないものがある。

ノボロギク花序

ノボロギク花

ノボロギク葉

ノボロギク

▼2013年1月31日 果実 乃木福富

ノボロギク果実冠毛

ノボロギク冠毛

ノボロギク花序

▼冠毛は長さ約6mm。▼冠毛には上向きの刺がある。

ノボロギク果実冠毛

ノボロギク果実冠毛

ノボロギク冠毛

▼果実は長さ約2mm、上向きの毛がある。

ノボロギク果実

ノボロギク果実

ノボロギク果実

▼果実の上向きの毛。

ノボロギク果実

ノボロギク果実

ノボロギク葉

ノボロギク

▼2012年11月22日 果実と冠毛 西川津

ノボロギク果実冠毛

ノボロギク果実冠毛

ノボロギク果実

▼冠毛は長さ約5mm。▼果実は長さ約2mm、稜があり伏毛がある。

ノボロギク果実

ノボロギク果実

ノボロギク花

▼頭花は長さ約1cm、総苞や小苞の先端が黒くなる。▼筒状花と冠毛。

ノボロギク花

ノボロギク花

ノボロギク筒状花

▼は長さ約6cm、不規則に切れ込む。

ノボロギク葉

ノボロギク葉

ノボロギク葉裏面

▼葉柄はなく基部は茎を抱く。▼茎には毛がある。

ノボロギク葉裏面

ノボロギク葉の基部

ノボロギク葉の基部

ノボロギク花序

ノボロギク

▼2007年2月12日 ロゼット葉 浜乃木

ノボロギク ロゼット葉

ノボロギク ロゼット葉

ノボロギク ロゼット葉



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑