ノビル(野蒜)

多年草
日本全土の畑や道ばた、土手などにふつうに生える。鱗茎は直径1〜2cmの球形で、白い膜質の外皮に包まれている。根生葉は長さ25〜30cm、断面は三日月状。花茎は高さ50〜80cmになり、中部以下に2〜4個の葉をつけ、茎は中空で断面は鈍三角形。花茎の先に淡紅紫色の花を散形状に多数つける。つぼみのとき花序は膜質の総苞に包まれ、先がくちばしのようにとがった卵形をしている。花序にはしばしば珠芽(むかご)がつき、ときに珠芽だけで花がないものもあり、花茎についたまま芽をだすこともある。花被片は長さ4〜5mm。花期は5〜6月。(野に咲く花)
花は開花するが種子ができる系統はごくまれである。(ウィキペディア)
学名は、Allium macrostemon
ヒガンバナ科ネギ属



▼2014年6月15日 八雲▼雄しべ6個、子房は3室ある。

ノビル花

ノビル花

ノビル花

▼花は直径約1.1cm。

ノビル花

ノビル花

ノビル花

▼花は少なく珠芽(ムカゴ)が多い。

ノビル花序

ノビル花序

ノビル珠芽

▼珠芽(ムカゴ)は直径約5mm。

ノビル珠芽

ノビル花序

ノビル花

ノビル

ノビル




▼2007年6月16日 八雲▼花弁に紫色の線が入る。

ノビル花

ノビル花

ノビル花

▼2007年6月7日 植栽

ノビル花

ノビル花

▼2018年5月28日 白い珠芽 八雲▼花はなく珠芽だけで発芽している。

ノビル珠芽

ノビル珠芽

ノビル珠芽

▼長い花茎の先に花序をつける。▼1個だけ花をつけたものがあった。

ノビル珠芽

ノビル珠芽

ノビル花

▼普通の珠芽は紫褐色。vまれに白い珠芽が混じっている。

ノビル珠芽

ノビル

ノビル

ノビル

▼2004年5月28日 花はなくムカゴだけがある。 乃白

ノビル蕾

ノビル ムカゴ

▼2008年6月1日 ムカゴから芽が出ている。 八雲

ノビル ムカゴ

ノビル ムカゴ

▼2004年5月9日 蕾を包む総苞の先は尖る。 玉湯

ノビル蕾

ノビル葉

ノビル

▼2013年7月8日 果実 西嫁島▼果実は3稜形、3室ある。

ノビル果実

ノビル果実

ノビル果実

▼ムカゴもついている。

ノビル果実

ノビル果実

ノビル果実

▼果実は直径約4mmの3稜形。

ノビル果実

ノビル果実

ノビル果実

▼果実は3裂して種子が出る。▼種子は3個、長さ約3mm。▼種子の表面。

ノビル果実

ノビル果実

ノビル果実

ノビル

▼2014年11月24日 美保関▼長さは約25cm。▼鱗茎は卵球形で長さは約1cm。

ノビル

ノビル

ノビル鱗茎

▼葉は中空、片側が凹み、三日月形。

ノビル鱗茎

ノビル葉

ノビル

▼2008年9月20日 ムカゴから芽と根が出ている。 浜乃木

ノビル

ノビル



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑