多年草 本州〜沖縄の路傍や荒地、原野などに生育し、散生またはやや群生する。根は長く強靭。茎は堅く平滑・無毛、直立・叢生し、高さ30〜70cm。葉は根生してやや堅く、軽く内側に巻く。長さ30〜70cm、幅2〜5mm。花序は20〜30cm、灰緑色を帯び、密に小穂をつける。小穂は1小花からなり披針形、光沢があり長さ2〜2.5mm。第1苞穎は円頭、長さ1mm、第2苞穎は鈍頭、1.2mm。果実は長楕円形、赤褐色、無光沢、長さ1〜1.1mm。花期は9〜10月。両性花は無芒〜有芒。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Sporobolus fertilis イネ科ネズミノオ属 |
▼2020年9月28日 殿 | ▼花序には小穂が密生する。 | |
▼花序は長さ約22cmある。 | ||
▼花序は枝を分けるが主軸に密接する。 | ▼小穂には長さ1〜1.5mmの柄がある。 | |
▼小穂は長さ約2mm | ▼小穂は1小花からなる。 | ▼果実は長さ約1mm。 |
▼茎は無毛、葉鞘の縁に毛がある。 | ▼葉舌は毛状になる。 | |
▼2014年9月18日 島根 | ||
▼花序は枝を分け、さらに枝分かれする。 | ||
▼小穂は光沢があり、長さ2〜2.5mm。 | ||
▼第1苞穎は長さ約0.9mm、第2苞穎は1.2mm。 | ▼小花は1個ある。 | ▼乾燥標本、乾燥して小穂が開いている。 |
▼小穂は長さ約2mm。 | ▼乾燥した未熟な種子。 | |
▼種子は長さ約1mm。 | ▼花序は長さ約14cm。 | ▼茎は無毛、葉はやや内側へ巻いている。 |
▼2010年10月13日 玉湯 | ▼一本の棒状だが、広げると枝を分けている。 | ▼花序は長さ約18cm。 |
▼種子が見えている。 | ||
▼2009年9月13日 宍道 | ▼一本の棒状だが、広げると枝を分けている。 | |
▼花期の小穂は細く尖る。 | ▼第1苞穎は長さ約0.7mm、第2苞穎は1.3mm。 | |
▼葉舌は毛の列となる。 | ||
▼2007年11月10日 東忌部 | ▼種子が見えている。 | ▼花序は分枝するが、軸に密着し穂状に見える。 |
▼種子が裸出している。 | ||