ナンゴクウラシマソウ(南国浦島草)

多年草
奈良県以西〜九州に分布。ウラシマソウに似るが全体に小さい。高さ30〜40cm。葉は1枚で、13〜15枚の小葉が鳥足状につく。小葉の長さは8〜25cm、細くて先は尖る。葉が細いこと、主脈が白い筋状になることで、ウラシマソウと区別できる。仏炎苞は長さ5〜8cm。口辺部は張り出し暗紫色。舷部の先は細くやや長くなる。仏炎苞の中にある、付属体の下は膨れてしわがある。花期は3〜5月。(広島の山野草)
学名は、Arisaema thunbergii subsp. thunbergii
サトイモ科テンナンショウ属
同じ仲間にウラシマソウがある。



▼2015年5月21日 玉湯▼付属体は高く伸び、先は垂れ下がる。

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

▼小葉の主脈が白い筋状になる。

ナンゴクウラシマソウ

▼付属体が落ちた花後の個体。▼付属体基部は黄白色でしわがある。

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

▼肉穂花序には枯れた雄花があった。▼小葉の主脈が白い筋状になる。

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ




▼2009年4月19日 宍道▼付属体の基部は白く、しわがある。

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

▼主脈が白い筋状になる。

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

▼2006年4月30日 玉湯

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

▼2008年5月4日 仏炎苞の内部 玉湯▼付属体基部は白く、しわが多い。▼内部の雄花序

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

▼雄花

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

▼2005年6月19日 果実 玉湯

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ

▼2017年4月19日 蕾 八雲▼付属体が高く伸びている。

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ蕾

ナンゴクウラシマソウ

▼2009年4月12日 八雲

ナンゴクウラシマソウ

ナンゴクウラシマソウ



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