1年生寄生植物 日本全土の山野に生える。ススキ、ミョウガ、サトウキビの根によく寄生する。茎は赤褐色でごく短く、ほとんど地上にでず、挟三角形の鱗片葉が数枚互生する。茎のように見える高さ15〜20cmの直立した花柄の先に淡紫色の花を横向きにつける。花冠は長さ3〜3.5cmの筒状で、先は浅く5裂し、縁は全縁。萼は淡褐色で淡紅紫色のすじが入り、先がとがり、下側はほとんど基部まで裂ける。果実はさく果で長さ1〜1.5cmの卵球形。萼に包まれたまま熟し、中にはごく小さな黄色の種子が多数入っている。花期は7〜9月。(野に咲く花) 学名は、Aeginetia indica ハマウツボ科ナンバンギセル属 |
▼2017年9月14日 乃木福富 | ||
▼蕾。 | ▼地上に葉はなく、花柄のみを立ち上げる。 | |
▼ススキの株元に群生している。 | ||
▼2017年9月19日 乃木福富 | ▼花柄には葉がない。 | ▼花柄は長さ8〜11cm。 |
▼花柄の基部に鱗片葉がある。 | ▼萼は長さ約3cm。 | |
▼萼の下側は中部まで裂けている。 | ||
▼2015年9月19日 八雲 | ||
▼2015年9月19日 八雲 | ||
▼2014年9月27日 八雲 | ||
▼2013年10月1日 八雲 | ||
▼2012年10月29日 東忌部 | ||
▼2012年10月9日 八雲 | ▼花冠の先は5裂する。 | |
▼花は長さ約4cm。 | ▼雌しべの柱頭は広がり黄色の毛が密生する。 | ▼蕾 |
▼2011年9月18日 東忌部 | ▼果実 | |
▼2004年9月18日 国屋 | ||
▼2004年9月11日 国屋 | ||
▼2017年10月9日 果実 乃木福富 | ||
▼2014年11月16日 果実 八雲 | ▼果実は長さ約1.5cm、裂けて種子が出る。 | |
▼微小な種子が無数に入っている。 | ▼種子は長さ0.25〜0.3mm。 | |
▼表面に網目状の凸凹がある。 | ||