ナミキソウ(浪来草)

多年草
北海道〜九州の海岸の砂地に生える。茎は四角で多く分枝し、前面に上向きに曲がった毛があり、高さ10〜50cm。葉は長楕円形で短い柄があり、長さ1.5〜3.5cm、幅1〜1.5cm、円頭、基部は切形かやや心形、縁には鈍鋸歯がやや密にあり、やや厚く、両面有毛。花は節あたり2個ずつ1方向に偏って、上部の葉腋に1個ずつつき、長さ1.8〜2.2cmで、青紫色、基部で折れ曲がってほぼ直立する。萼は花時に長さ3mm、果時では5mm内外となり、分果は長さ約1.8mmで半円形、円い小突起がある。花期は6〜9月。(日本の野生植物)
学名は、Scutellaria strigillosa
シソ科タツナミソウ属



▼2012年8月5日 鹿島

ナミキソウ花

ナミキソウ花

ナミキソウ

▼2011年7月23日 鹿島▼花後の萼。

ナミキソウ花

ナミキソウ花

ナミキソウ萼

▼花後は萼が閉じる。果実は萼の中にある。

ナミキソウ萼

ナミキソウ

ナミキソウ




▼2011年7月3日 鹿島

ナミキソウ花

ナミキソウ花

ナミキソウ花

▼蕾の萼。

ナミキソウ蕾

ナミキソウ萼

ナミキソウ葉

ナミキソウ葉

ナミキソウ葉

ナミキソウ葉裏面

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

▼2014年9月14日 果実 鹿島果実を包む萼。▼分果は4個、長さ約1.7mm。

ナミキソウ萼

ナミキソウ萼

ナミキソウ果実

▼果実の表面に突起が密生する。▼花冠が落ちた萼。▼中に4分果がある。

ナミキソウ果実

ナミキソウ萼

ナミキソウ果実

▼花冠は長さ約2cm。▼上唇(右下)の中に雌しべと雄しべがある。

ナミキソウ花

ナミキソウ花

ナミキソウ花

ナミキソウ花

ナミキソウ

▼2019年8月31日 果実 鹿島▼果実を包む萼。▼若い果実

ナミキソウ萼

ナミキソウ萼

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

▼2011年5月20日 鹿島

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

▼2013年10月7日 鹿島

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

▼2010年10月11日 鹿島

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

▼裏面葉脈の毛と腺点。▼葉は長さ1.5cmくらい。▼果実の落ちた跡。

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ

ナミキソウ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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