多年草 北海道、本州(島根県以北)、四国の低山の乾き気味の落葉樹林下や林縁で、崩壊地などにも積極的にでてくる。草丈は10cm程度のものから、立ち上がって20cmほどになるものもある。葉は長さ2〜5cmで先のとがった心形。色は濃緑色で、やや厚くて光沢がある。越冬した根生葉は黒みを帯びる。托葉はほかのタチツボスミレの仲間と同様、櫛の歯状に切れ込んでいる。花は直径1.5cm前後で紅紫色〜淡紫色。唇弁の距は長さ1.5〜2.5cmで紫紅色〜淡紫色。距は単に長いだけでなく、さまざまな方向に曲がっているものが多い。花弁の開き方にも特徴があり、正面から押しつぶされたような感じに展開する。花の中心部には、不明瞭な絞りが入るものが多い。花期は4〜5月。(日本のスミレ) 学名は、Viola rostrata var. japonica スミレ科スミレ属 スミレの分類 |
▼2009年3月28日 玉湯 | ||
▼別の個体 | ||
▼2009年2月15日 玉湯 | ||
▼2008年3月29日 佐草 | ||
▼2005年3月26日 佐草 | ||
▼2006年3月11日 八雲畑 | ||
▼2006年4月23日 西忌部 | ▼2005年4月29日 宍道上来待 | |
オオタチツボスミレとナガハシスミレとの交配種イワフネタチツボスミレの可能性が高いそうです。 | ||
▼2001年4月7日 西忌部 | ||