ムラサキススキ(紫薄)

多年草
 ススキのなかで小穂の基毛が紫色のものを、品種ムラサキススキという。
 【ススキ】
 北海道〜琉球の平地から山地までの陽地にふつうに分布する。高さ1〜2mになる。葉身は線形で、縁がざらつき、裏面は多少粉白色をおびる。花序は長さ20〜30cm、多くは多数の細長い総を一方に傾けた散房花序をつくる。小穂は長さ5〜7mm、披針形で、汚黄色をおびてとがる。基毛は長さ7〜12mm、白色まれに淡紫色、第2小花の護穎に8〜15mmの芒がある。花期は8〜10月。(日本の野生植物)
学名は、Miscanthus sinensis f. purpurascens
イネ科ススキ属



▼2010年10月20日 東出雲▼小穂の毛が紫色を帯びる。

ムラサキススキ

ムラサキススキ

ムラサキススキ

ムラサキススキ

ムラサキススキ

ムラサキススキ






島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑