多年草 本州〜九州の湖沼やため池、河川、水路、湿原などの水中や湿地に生育する沈水〜湿生植物。茎は分枝しながら地上をはい、上部は斜上する。葉は互生、短い葉柄があり、葉身は広卵形で長さ1〜3cm、幅0.7〜2cm、しばしば赤みがかかる(特に沈水葉)。葉腋に目立たない直径4〜7mmの花をつける。花被は淡黄緑色をした三角形の萼裂片4個〜なり、花弁はない。雄しべ4個、花柱は1個。水中では閉鎖花をつける。果実は楕円状球形で長さ3〜5mm、萼片が先端に残る。 花期は6〜10月。(日本の水草) 学名は、Ludwigia ovalis アカバナ科チョウジタデ属 |
▼2014年9月2日 東忌部 | ▼花弁はなく、萼が4裂する。 | ▼萼片は長さ約2mm、直径約6mm。 |
▼若い果実。 | ▼果実には萼片が宿存する。 | ▼果実は萼片を除いて長さ約5mm。 |
▼果実の縦断面。 | ▼果実の横断面、4室ある。 | |
▼種子は0.7〜0.9mm。 | ▼種子の片側に海綿状の付属体がつく。 | |
▼表面に横長の網目模様がある。 | ▼葉は葉柄を含めて長さ約2.5cm。 | |
▼2007年8月10日 東忌部 | ▼若い果実。 | |
▼葉の裏面。 | ||
▼2009年9月5日 玉湯 | ||
▼2006年7月9日 東忌部 | ||