常緑多年草 本州(近畿地方〜島根県)、四国の山地の林内に生える。葉は卵円形〜卵状楕円形で長さ6〜8cm、鈍頭。基部は心形で両側に耳状にはりだすことがある。表面に雲紋がでやすい。光沢薄く、短毛が散生する。花は淡紅紫色または暗紫色で直径約2cm、萼筒は半球形で長さ約1cm、口部は著しくくびれ、内面に縦15個。横2〜3個の隆起線があり、格子状。萼裂片3個は卵状楕円形で開出し、長さ約8mm。ふちどりは淡色。雄しべ12個。花柱6個。花期は4月。(山に咲く花) 学名は、Asarum asperum ウマノスズクサ科カンアオイ属 |
▼2016年4月19日 八雲 | ||
▼2014年4月7日 八雲 | ▼萼裂片は長さ約1cm、半球形の萼筒は直径約1.3cm、長さ約1cm。 | |
▼萼裂片は直径約1.5cmに開く。 | ▼花の縦断面。 | ▼萼筒の中に雌雄しべと基部に子房がある。 |
雌しべの周りを雄しべが取り巻く。 | 子房の中に未熟な種子がある。 | |
▼2012年5月22日 八雲 | ▼萼裂片を除く。6個の雌しべの周りを12個の雄しべが囲む。 | |
▼2012年4月14日 八雲 | ||
▼2013年3月4日 八雲 | ||
2008年3月29日 八雲 | 萼筒の口部がくびれる。 | |
▼2014年6月15日 八雲 | ▼果実は直径約1.5cm、萼片が残る。 | ▼果実の縦断面。 |
▼種子に種枕(エライオソーム)がつく。 | ▼種子は長さ約3.5mm。(乾燥品) | ▼種子の背面。 |
▼種子の腹面。 | ▼種枕の拡大。 | |
▼2017年4月19日 八雲 | ||
▼2015年7月25日 八雲 | ||
▼2008年8月17日 八雲 | ||
▼2007年8月12日 八雲 | ||
▼2022年6月25日 東忌部 | ||