多年草 日本全土の日当たりのよい草地や道ばたに生える。茎は高さ0.6〜1mになり、やや木質化し、伏毛がある。葉は3小葉からなり、茎に密生する。小葉は長さ1〜2.5cm、幅2〜4mmのくさび形〜倒披針形で、裏面には伏毛がある。花は葉腋に数個ずつつき、黄白色で長さ6〜7mm。旗弁に紅紫色の斑点がある。閉鎖花も葉腋に数個ずつつく。豆果は扁平な円形または広楕円形。中には種子が1個入り、熟しても裂けない。花期は8〜10月。(野に咲く花) 学名は、Lespedeza cuneata マメ科ハギ属 変種にハイメドハギがある。茎が地を這い、茎の毛が開出し、小葉が短い。旗弁全体、他の弁の先が紫色を帯びる。 |
▼2013年9月19日 宍道 | ||
▼花は長さ約6mm。 | ▼左から旗弁、側弁、竜骨弁、側弁。 | |
▼上部の葉(上)、下部の葉(下)。 | ▼下部の葉の小葉は長さ約2.3cm。 | ▼小葉の先端は芒状突起があり、短毛がある。 |
▼小葉の細脈(透過光)。 | ▼裏面には伏毛が密生する。 | |
▼上部の葉の小葉は長さ約8mm。 | ▼茎には稜があり、伏毛がある。托葉は線形。 | |
▼2011年9月14日 玉湯 | ||
▼小葉の細脈。 | ▼葉裏は伏毛が密生する。 | ▼茎には稜があり、伏毛がある。 |
▼2010年9月29日 西川津 | ||
▼2007年9月15日 東忌部 | ||
▼2013年10月21日 果実 玉湯 | ||
▼果実は長さ約3mm。 | ▼萼は長さ約2.5mm。 | ▼果実の表面には毛が散生する。 |
▼果実には種子が1個入る。 | ▼若い種子は長さ約2mm。 | |
▼頂小葉は長さ約9mm。 | ▼小葉の先端は切形、芒状突起がある。 | ▼小葉の表面に短い伏毛が多い。 |
▼葉脈(透過光)。 | ▼裏面には伏毛が密生する。 | |
▼下部の大きな葉は、頂小葉の長さ約1.5cm。 | ▼挟三角形、長さ約1mmの短い托葉。 | |
▼線形、長さ約2mmの長い托葉。 | ▼上部の枝には上向きの伏毛が密生する。 | ▼基部の茎。 |
▼2012年11月28日 果実 東長江 | ||
▼果実は長さ約4mm。表面に毛がある。 | ▼果実に種子は1個入る。 | ▼種子は長さ約2mm。 |
▼果序枝の基部に苞がある。 | ▼萼の基部に小苞がある。 | |
▼2011年11月26日 果実 玉湯 | ▼短毛が散生する。 | |
▼2010年10月6日 果実 美保関 | ▼披針形の托葉がある。伏毛がある。 | |
▼2011年5月14日 若葉 宍道 | ||
▼披針形の托葉。 | ||
▼2012年6月1日 若葉 島根 | ||
▼2006年9月18日 宍道 | ||
▼2005年8月20日 八雲 | ||
2003年9月21日 東忌部 | ||