マツバイ(松葉藺)

1年草
北海道〜九州の休耕田や湿地に普通に見られる。植物体は細長い匍匐根茎の節に叢生する。稈は細く、長さ3〜8cm、基部の鞘は赤みを帯びる。小穂は長卵形、長さ2〜4mm、数個の鱗片をまばらにつける。鱗片は広倒卵形、長さ1.5〜2mm、円頭、薄膜質、紅褐色を帯びる。そう果は長倒卵形、長さ約1mm、隆起する縦肋がある。柱基は扁三角錐形。刺針状花被片は3〜4個、そう果より長い。柱頭は3個。花期は6〜9月。(岡山県カヤツリグサ科植物図譜)
学名は、Eleocharis acicularis var. longiseta
カヤツリグサ科ハリイ属



▼2013年10月1日 八雲▼小穂は長さ1.5〜2mm。▼小穂は長さ約2mm。

マツバイ

マツバイ

マツバイ

▼鱗片、長さ約1.5mm。▼未熟な果実、柱頭は3岐する。▼刺針状花被片に下向きの刺がある。

マツバイ

マツバイ

マツバイ

▼茎は高さ約3cm。▼地下匐枝で繋がっている。

マツバイ

マツバイ

マツバイ

▼基部の鞘が赤味を帯びる。

マツバイ

マツバイ




▼2010年11月11日 八雲

マツバイ

マツバイ

マツバイ

マツバイ

マツバイ

マツバイ

マツバイ

マツバイ

▼2015年10月29日 果実 八雲▼花茎の高さは約1.5cm。

マツバイ

マツバイ

マツバイ

▼小穂は長さ1.5〜2mm。▼小穂には数個の鱗片がある。▼鱗片は長さ約1.5mm。

マツバイ小穂

マツバイ小穂

マツバイ鱗片

▼果実は長さ約0.8mm。刺針状花被片は果実の1.5〜2倍長。▼横長の格子模様がある。▼刺針状花被片に下向きの小刺がある。柱基は三角錐形。

マツバイ果実

マツバイ果実

マツバイ果実

▼柱頭は3岐する。

マツバイ柱頭

マツバイ

マツバイ

マツバイ

▼2007年1月21日 佐草▼地下茎によって繋がっている。

マツバイ

マツバイ

マツバイ

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▼2006年11月25日 佐草

マツバイ

マツバイ

マツバイ



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