多年草 本州〜九州のため池や水田の湿地に群生する。植物体はやや叢生し、匍匐根茎は長く軟らかい。先端に1cmくらいの黒褐色の塊茎をつくる。稈は太く幅3〜4mm、高さ30〜80cm、円筒形、内部は多くの隔膜で仕切られ、乾くと外からは節があるように見える。基部の鞘は赤褐色。小穂は円柱形、長さ2〜4cm、鈍頭、淡緑色。鱗片は長卵形、薄膜質、長さ6〜8mm、鈍頭、淡緑色。そう果は倒卵形、長さ2mm。柱基に盤状の付属体がある。刺針状花被片は5〜6本、そう果より長く、まばらに下向きの剛毛をつける。柱頭は2個。花期は7〜10月。(岡山県カヤツリグサ科植物図譜) 学名は、Eleocharis kuroguwai カヤツリグサ科ハリイ属 |
▼2005年9月18日 東忌部 | ||
▼2003年9月28日 乃木福富 | ||
▼2007年10月20日 塊茎 八雲 | ▼葉は膜質で茎を包む。 | |
▼茎の内部は横隔膜がある。 | ▼茎は中空。 | ▼茎に節があるように見える。 |
▼2005年10月9日 塊茎 乃白 | ||