コウボウムギ(弘法麦)

多年草
北海道〜九州の海岸砂浜に生える。全体に剛強で太くて長い根茎がある。基部の鞘は葉身がなく、褐色で繊維状に細裂。葉は幅4〜8mm。有花茎は高さ10〜20cm、稜は鈍い。雌雄異株まれに同株。無柄小穂が多数密集した円柱状の花序をつくり、苞の葉身は目立たない。雌花序は長さ4〜6cm、幅約2.5cm。雄花序は長さ3〜6cm、幅1〜1.5cm。小穂は単性まれに雄雌性。雌花の鱗片は淡黄緑色。果胞は直立または斜上し、長さ約1cm、著しく硬く、縁に不整鋸歯のある挟翼があり、嘴は長く口部は2裂する。柱頭は3岐。果期は4〜5月。(日本のスゲ)
学名は、Carex kobomugi
カヤツリグサ科スゲ属コウボウムギ節


2015年5月2日 雄花 美保関小穂は長さ約6cm。
コウボウムギ雄花 コウボウムギ雄花 コウボウムギ
苞の内側に多数の雄花がある。苞と雄花序、雄花序は長さ約1.5cm。苞は葉身はなく長さ約1.5cm。
コウボウムギ コウボウムギ コウボウムギ
苞の先端は芒状に伸びる。雄鱗片の内側に雄しべがある。
コウボウムギ コウボウムギ コウボウムギ
雄鱗片は長さ約9mm。
コウボウムギ コウボウムギ コウボウムギ



2012年5月26日 雄花 鹿島
コウボウムギ雄花 コウボウムギ雄花 コウボウムギ
雌花雌小花数個が苞に包まれる。
コウボウムギ雌花 コウボウムギ雌花 コウボウムギ
苞の内側。苞に包まれていた小花。果胞と鱗片。
コウボウムギ コウボウムギ コウボウムギ
果胞、中に果実がある。左が雌花序、右が雄花序。
コウボウムギ コウボウムギ コウボウムギ
コウボウムギ
2007年4月28日 雌花 鹿島
コウボウムギ雌花 コウボウムギ雌花
2004年5月23日 雌花 鹿島
コウボウムギ雌花 コウボウムギ
2004年4月18日 雄花 鹿島
コウボウムギ雄花 コウボウムギ雄花 コウボウムギ
コウボウムギ
2015年7月2日 果実 鹿島果穂は長さ約5cm。
コウボウムギ果穂 コウボウムギ果穂 コウボウムギ果穂
葉身のない苞の内側に小花が数個ある。苞は長さ約2.3cm。
コウボウムギ苞 コウボウムギ苞 コウボウムギ苞
苞(上)と数個の小花。小花の1個のみが結実していた。雌鱗片(上)、果胞は長さ約1.3cm。
コウボウムギ果胞 コウボウムギ果胞 コウボウムギ果胞
果胞は厚くて硬い。果実は長さ約1.1cm、長い柱基が残る。果実の腹面。
コウボウムギ果胞 コウボウムギ果実 コウボウムギ果実
果実の背面。茎は長さ約15cm。葉は茎より長い。
コウボウムギ果実 コウボウムギ コウボウムギ
コウボウムギ
2010年11月3日 鹿島果胞、中に果実がある。
コウボウムギ コウボウムギ果胞 コウボウムギ
コウボウムギ コウボウムギ コウボウムギ


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑