コメツブヤエムグラ(米粒八重葎)

1年草
南ヨーロッパ原産。1992年に神奈川県で採集され、その後、埼玉県、千葉県などで確認されている。乾いた草地や路傍に生える。茎は直立または斜上、よく分岐し、下向きの刺がある。葉は長さ5〜7mm、幅0.5mm、縁には上向きの刺がある。花序は茎頂や葉腋に生じ、総花柄は長さ5〜20mm、小花柄は長さ1〜2mm。花冠は直径0.5〜1mm、内側は黄緑色、外面は橙色を帯びる。果実は平滑または上部にわずかに半球形の突起ががあり、直径約0.5mm。別名 ヒメヤエムグラ。花期は6〜7月。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Galium divaricatum
アカネ科ヤエムグラ属



▼2013年6月23日 宍道

コメツブヤエムグラ花

コメツブヤエムグラ花

コメツブヤエムグラ花序

▼果実は熟すと黒くなる。▼花冠は直径約1mm。

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ花

▼若い果実、表面は無毛。▼果実は長さ約0.6mm。

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果実

▼果実は2分果からなる。▼表面に半球形の突起、網目模様がある。▼分果には1個の種子がある。

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ種子

▼葉は6〜8枚が輪生する。▼葉の縁には刺がある。

コメツブヤエムグラ種子

コメツブヤエムグラ葉

コメツブヤエムグラ葉

▼葉は長さ約7mm。表面(上)と裏面(下)。▼茎には下向きの刺がある。▼枝はよく分岐する。

コメツブヤエムグラ葉

コメツブヤエムグラ茎

コメツブヤエムグラ

コメツブヤエムグラ

コメツブヤエムグラ

コメツブヤエムグラ




▼2012年7月8日 宍道▼花冠は直径約1mm。

コメツブヤエムグラ花

コメツブヤエムグラ花

コメツブヤエムグラ果実

▼果実は平滑に見える。▼小果柄は約1.5〜1.8mm。果実は長さ約0.7mm。

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果柄

コメツブヤエムグラ果実

▼果実の表面が粒状のものに覆われている。

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果実

▼分果は長さ約0.7mm。▼分果の表面。

コメツブヤエムグラ分果

コメツブヤエムグラ分果

コメツブヤエムグラ分果

▼葉は8枚輪生する。▼葉は長さ約7mm、縁に上向きの刺がある。

コメツブヤエムグラ葉

コメツブヤエムグラ葉

コメツブヤエムグラ葉裏面

▼茎はよく分岐する。▼茎には下向きの刺がある。

コメツブヤエムグラ

コメツブヤエムグラ

コメツブヤエムグラ茎

▼基部でよく分岐し斜上する。▼道路縁石の縁に密生している。

コメツブヤエムグラ

コメツブヤエムグラ

コメツブヤエムグラ

▼2016年7月27日 果実 宍道▼分果は長さ0.7〜0.8mm。

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果実

コメツブヤエムグラ果実

▼花期が過ぎ枯れている。

コメツブヤエムグラ



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