コメガヤ(米茅)

多年草
北海道〜九州の山地の林縁や疎林および森林地帯の林床に生育する。根茎と種子で繁殖し、散生する。茎は高さ30〜40cm、直立・叢生し、基部は紫褐色を帯び、細い匍匐根茎を伸ばす。葉は長さ5〜20cm、幅2〜3mm。葉身は線形で先は次第にとがり、無毛。葉鞘は筒状で茎を包み、赤紫色を帯び無毛。花序は円錐状であるが、枝が短いので総状に見え、長さ7〜15cm、10個内外の小穂を1側にやや下垂してつける。小穂は広楕円形で長さ5〜6mm、無毛で紫色を帯び、4小花からなる。苞穎は長楕円形。第1包穎は第2包穎より少し短い。果実は楕円形、偏平で暗褐色、長さ1.8〜2.6mm。花期は6〜7月。(日本イネ科植物図譜)
学名は、Melica nutans
イネ科コメガヤ属



▼2010年5月4日 西長江

コメガヤ

コメガヤ

コメガヤ

コメガヤ




▼2007年4月28日 鹿島

コメガヤ

コメガヤ

コメガヤ

コメガヤ

コメガヤ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑