コケオトギリ(苔弟切)

1年草
北海道〜九州の休耕田や湿地に生える。茎は細く、高さ3〜10cmでよく分枝する。葉は対生し、黄緑色の広卵形、長さ2〜7mm、多数の明点がある。花は枝先につき、花弁は5個で長さ2.5mm。雄しべが5〜8個。苞葉は卵形で丸い。秋に紅葉する。葉のつけ根に肉芽ができ、株が枯れても肉芽から新苗となる。花期は7〜8月。
学名は、Hypericum laxum
オトギリソウ科オトギリソウ属
よく似たヒメオトギリは、雄しべが10〜20個。



▼2005年9月17日 八雲

コケオトギリ

▼2003年9月28日 乃木福富

コケオトギリ

コケオトギリ

▼2004年11月28日 佐草

コケオトギリ

コケオトギリ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑