常緑シダ植物 新潟県、石川県、関東地方南部以西のやや乾いた林縁、人家の石垣に生える。葉は小型で葉柄は長さ3〜20cm。羽片は下部まで互生する。葉柄はわら色で毛が生え、下部で暗褐色、基部に三角状長楕円形、褐色の鱗片がつく。葉は1回羽状複葉。羽片基部は広いくさび形の短柄で、羽片基部の上側の裂片が次の裂片から独立してやや大きくなる。中軸、羽軸裏に毛が多い。裂片の側脈は単条で先端は葉縁に達する。ソーラスは中肋と辺縁の中間につき、包膜は馬蹄形〜半月形。 学名は、Thelypteris angustifrons ヒメシダ科ヒメシダ属 |
▼2008年11月1日 東忌部 | ▼羽片は上部まで互生する。 | |
▼羽片基部の上側裂片は独立する。 | ▼ソーラスは中間につく。 | |
▼2008年11月1日 東忌部 | ||
▼2008年9月7日 玉湯 | ||
▼羽片基部の裂片は独立する。 | ||
▼包膜は馬てい形〜三日月形。側脈は辺縁に達する。 | ||