1年草 ヨーロッパ原産で、本州〜九州の砂地や荒れ地に生育する。全体無毛。茎は節が高く、直立・叢生する。高さ30〜60cm。葉は挟披針形、薄く柔らかで先端はゆるく下垂する。長さ15〜22cm、幅5〜10mm。花序は幅の広い円錐形をして、繊細な枝先に4〜7個の小穂をつけ下垂する。小穂は長卵形、長さ15〜20mm、幅10〜12mm、15〜17小花からなり、黄褐色をおび光沢がある。果実は倒卵状円形、径2.2〜2.5mm、褐色、無光沢。花期は5〜6月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Briza maxima イネ科コバンソウ属 |
▼2017年5月29日 古曽志 | ▼護穎には短毛が密生する。 | |
▼小穂は細い枝の先につく。 | ▼小穂は長さ約2cm。 | |
▼苞穎は護穎とほぼ同形。 | ▼護穎は長さ約7.5mm。 | ▼護穎の内側に内穎がある。 |
▼護穎の一部を取り除いた。 | ▼内穎(上)と内穎の裏側に果実がある(下) | |
▼内穎は長さ約3.7mm。 | ▼若い果実は長さ約2.6mm。 | ▼小穂は枝先に1個、また枝を分けてつく。 |
▼小穂が10個ついている。 | ▼葉舌は薄い膜質。 | ▼全体は長さ約70cm。 |
▼ヒメコバンソウとの小穂の比較。 | ||
▼2012年5月16日 上宇部尾 | ||
▼コバンソウ(左)、ヒメコバンソウ(右) | コバンソウ(左)、ヒメコバンソウ(右) | |
▼2011年6月1日 玉湯 | ||
▼2009年5月6日 玉湯 | ||
▼2003年6月22日 西忌部 | ||
▼2006年5月21日 八雲 | ▼2003年5月24日 浜乃木 | |