常緑多年草 関東地方以西〜九州の山林に生える。地下茎はよく発達し、長くはい、所々に多数の根を出し、葉と花茎をだす。葉はそう生し、線形で鋭尖頭、無柄、長さ8〜30cm、両面無毛。花茎は葉がなく、高さ5〜13cm、直立し、無毛。穂状花穂は長さ4.5〜7cm、苞は卵形、長さ5〜7mm。花被は長さ1cm内外、無毛、中部まで合成して筒となり、6深裂し、裂片は狭長楕円形、鈍頭、そり返る。雄ずいは6、花被より少し短く、花筒に合生し、離生部は無毛、葯は長さ2mm。花柱は花被より長く無毛、柱頭は頭状で3浅裂。漿果は球形、直径6〜9mm、種子は卵形、長さ4mm。花期は9〜10月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Reineckea carnea キジカクシ科キチジョウソウ属 |
▼2018年11月6日 東忌部 | ▼上部の雄花は雄しべだけがある。 | |
▼下部には両性花があり、雌蕊と雄蕊がある。 | ▼両性花(左)と雄花(右)。 | |
▼両性花の展開、花柱の基部に子房がある。 | ▼雄花の展開、雄しべが6個ある。 | ▼花被の基部に苞がある。 |
▼2015年10月24日 雄花 東忌部 | ▼雄花は雄しべだけがある。 | ▼花被は6裂し、雄しべは6個。 |
▼花は直径約1cm。 | ||
▼2011年11月2日 両性花 荘成 | ||
▼2008年11月1日 雄花 東忌部 | ||
▼2006年11月3日 両性花 乃白 | ||
▼2006年10月31日 乃白 | ||
▼2006年10月9日 乃白 | ||
▼2017年1月7日 果実 荘成 | ▼果実の先端に花柱が残る。 | ▼一昨年の花の果実。 |
▼果実は直径約1cm。 | ▼果実の横断面、種子が2個ある。 | ▼果肉に包まれた種子。 |
▼果肉を除いた種子、長さは5.5〜6mm。 | ▼葉は長さ約25cm。 | |
▼葉の幅は約1cm。 | ▼葉の裏面。 | ▼地下茎を地表に伸ばして増える。 |
▼地下茎を伸ばして新芽を出す。 | ▼地下茎を長く伸ばす。 | ▼昨年咲いた花茎。 |
▼2006年8月14日 果実 乃白 | ▼2007年1月15日 果実 乃白 | |
▼2010年8月21日 荘成 | ||
▼2006年5月21日 乃白 | ||
▼2011年3月5日 乃白 | ||