多年草 ヨーロッパ原産。明治時代に観賞用として導入された。畑でも育つが、水域での繁殖力が旺盛で各地で野生化が見られる。湖沼やため池、河川、水路などの浅水域に生育する抽水植物。太い地下茎がある。葉は2列に根生、剣状で先は細くなり鋭頭、長さ50〜120cm、幅1.5〜3cm、中央の脈は隆起して明瞭。長さ50〜120cmの花茎が立ち上がり、数個の葉状の苞のもとで分枝する。花は鮮やかな黄色。外花被片は3枚、広卵形で長さ5〜7cm、幅3〜4cm、先が垂れる。内花被片は細長く、長さ2〜3cmで立つ。果実は断面がほぼ三角形をした長楕円形で長さ4〜7.5cm、幅1.5〜2.5cm。成熟すると3裂し、銅褐色で偏平な種子が落ちる。花期は4〜6月。(日本の水草) 学名は、Iris pseudacorus アヤメ科アヤメ属 |
▼2018年5月21日 玉湯 | ||
▼2017年5月11日 玉湯 | ||
▼蕾。 | ||
▼2015年5月21日 末次 | ▼花の仕組み。 | |
▼花の終わったもの。 | ||
▼2011年6月4日 西川津 | ||
▼2010年5月28日 玉湯 | ||
▼2009年5月23日 八雲 | ||
▼2005年5月21日 宍道 | ||
▼2017年10月4日 果実 末次 | ▼種子が3室に積み重なっている。 | ▼裂開前の果実。 |
▼種子は直径7〜8mm、厚み約4mm。 | ||
▼2015年8月1日 若い果実 末次 | ▼果実は長さ約5cm、3稜がある。 | |
▼若い種子は長さ7〜8mm。 | ||
▼2017年9月4日 若い果実 玉湯 | ▼果実は3稜のある楕円形。 | |