多年草 中央アメリカ原産でときに栽培される。1970年に千葉県野田市で見いだされた。関東地方以西に帰化している。全体に無毛。茎には多くの稜があって直立し、中部より上でよく分岐して高さ70cmほどになる。葉は先の尖った広披針形で、縁には細鋸歯があり、短い柄があって対生する。葉身はときに3深裂する。茎の頂で分岐して直径5cmほどの頭花を多数つける。舌状花は橙黄色で褐色の脈が入り、先端が5裂して4〜8枚、筒状花も橙黄色。そう果は筒状花だけにでき、逆刺のある2本の針がある。花期は晩秋。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Bidens aurea キク科センダングサ属 似た花にキクザキセンダングサ(ウインターコスモス Bidens laevis)があり、葉は線形で細く羽状細裂する。 |
▼2012年10月29日 植裁 東忌部 | ||
▼2010年11月20日 植裁 東忌部 | ||
▼総苞。 | ▼総苞片の拡大。 | ▼花柄には伏毛がある。 |
▼葉は葉柄を含めて長さ約12cm。 | ▼葉は無毛、細かな鋸歯がある。 | |
▼葉の裏面は無毛。 | ▼葉は対生する。 | ▼茎は無毛。葉柄は茎を抱く。 |
▼2012年12月29日 花後 東忌部 | ▼枯れた頭花。 | ▼筒状花の子房(果実)に2本の冠毛がある。 |
▼筒状花は子房を含めて長さ約1cm。 | ▼冠毛は長さ約3mm。 | ▼冠毛には下向きの刺がある。 |
▼冠毛の刺。 | ▼冠毛の基部や果実に小さな刺がある。 | |
▼2012年8月19日 野生化 東忌部 | ||