キクイモ(菊芋)

多年草
北アメリカ原産。幕末のころ渡来した。戦時中に加工用、飼料用によく栽培された。現在はあまり栽培されていないが、ときに畑のすみや山麓などに野生化して残っている。茎は高さ1.5〜3mになり、葉とともにざらざらする。下部の葉は対生、上部のものは互生し、卵形または卵状楕円形で、基部は葉柄に流れて狭い翼となる。上部の枝先に黄色の頭花を1個ずつつける。頭花は直径6〜8cmで、内側には筒状花が多数集り、まわりには10〜20個の鮮黄色の舌状花が1列に並ぶ。総苞は半球形で、総苞片はふつう3列に並び、上半部はそり返る。果実はできにくい。塊茎は大きくサトイモのような形をしている。花期は7〜8月。(野に咲く花)
学名は、Helianthus strumosus
キク科ヒマワリ属
イヌキクイモ(Helianthus strumosus)とされるタイプとの区別は判然としない。(植調雑草大鑑)ため、ここでは区別をしていない。
似た花のキクイモモドキ属(Heliopsis)は果実が完熟するまで舌状花が残る。ヒマワリ属は完熟する前に落下する。


2012年10月21日 美保関総苞片に毛が多い。
キクイモ花 キクイモ花 キクイモ総苞
舌状花(左)と筒状花。舌状花の鱗片状の冠毛。子房には毛がある。筒状花の鱗片状の冠毛。
キクイモ舌状花筒状花 キクイモ冠毛 キクイモ冠毛
下部の葉は対生。茎や葉柄に開出毛がある。上部の葉は互生。葉身は長さ約11.5cm。
キクイモ茎 キクイモ茎 キクイモ葉
表面は脈上と葉面に毛がある。裏面は脈上と葉面に毛がある
キクイモ葉 キクイモ葉裏面 キクイモ葉裏面
キクイモ キクイモ



2010年9月11日 八雲
キクイモ花 キクイモ総苞 キクイモ蕾
上部の葉は互生する。
キクイモ花序 キクイモ葉 キクイモ葉裏面
下部の葉は対生する。
キクイモ茎 キクイモ
2006年10月9日 八雲
キクイモ花 キクイモ葉 キクイモ葉裏面

下部の葉は対生。
キクイモ蕾 キクイモ茎 キクイモ茎
上部の葉は互生。根茎の先はイモとなる。
キクイモ キクイモ塊茎 キクイモ
2003年9月28日 乃木福富
キクイモ花 キクイモ キクイモ
2012年10月25日 果実 八雲頭花は直径約1.1cm。頭花の縦断面。
キクイモ果実 キクイモ果実 キクイモ果実
果実は長さ約6mm、冠毛は長さ約3mm。
キクイモ果実 キクイモ果実 キクイモ果実
キクイモ
2012年10月2日 蕾 美保関下部の葉は対生。上部の葉は互生。
キクイモ蕾 キクイモ茎 キクイモ茎
キクイモ キクイモ キクイモ
2012年6月14日 美保関
キクイモ キクイモ キクイモ
キクイモ キクイモ キクイモ
キクイモ キクイモ キクイモ
2003年9月23日 乃白
キクイモ
2009年10月24日 果実 八雲
キクイモ キクイモ キクイモ


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