多年草 日本全土の山野の草地に生える。全体粗毛があり走出枝をださない。根出葉は3〜9(通常5〜7)小葉からなり、基部の小葉はしだいに小さくなる。茎葉は3小葉からなりやや小さく托葉は広卵形。花茎は長さ5〜30cm、集散状に花をつける。花は黄色で直径15〜20mm。萼片は鋭頭で長さ4〜8mm、副萼片は同大またはやや小さい。花床に毛がある。そう果は無毛で長さ1〜1.2mm。細かいしわがある。花期は4〜8月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Potentilla fragarioides バラ科キジムシロ属 走出茎をだして広がるものをツルキジムシロという。 |
▼2015年4月8日 佐草 | ▼花弁が落ちたあとの萼片と副萼片。 | |
▼花は直径約1.5cm。 | ▼副萼片は細く、やや小さい。 | |
▼花は集散状につく。 | ||
▼葉は奇数羽状複葉、長さ約6cm。 | ▼葉には毛がある。 | |
▼裏面脈上や葉軸に毛が多い。 | ▼茎につく葉は3出複葉。 | |
▼2011年12月7日 東忌部 | ||
▼2011年4月17日 玉湯 | ||
▼2007年4月28日 鹿島 | ||
▼2006年4月30日 玉湯 | ||
▼2005年3月26日 佐草 | ||
▼2015年5月2日 果実 美保関 | ▼長い果柄がある。 | ▼果実が熟しても萼は平開しない。 |
▼萼に包まれた集合果は直径約5mm。 | ▼萼の中に集合果がある。 | ▼花柱が残っている。 |
▼果床に毛が密生する。 | ▼果実は長さ約1.1mm。 | ▼腹面に付属体がつく。 |
▼果実の表面に低いしわがある。 | ▼表面の拡大。 | |
▼根生葉は奇数羽状複葉。 | ▼茎につく葉は3小葉になる。 | |
▼根生葉は7〜9小葉からなり、長さ25〜30cm。 | ||
▼2015年4月26日 若い果実 佐草 | ▼萼に包まれた若い果実は直径約5mm。 | ▼萼を除くと集合果がある。 |
▼若い果実は長さ1〜1.5mm。 | ▼花柱が残った果実。 | |
▼果実の腹面に付属体がある。 | ||