越年草 北海道〜沖縄の水辺や水田・溝などに生育し、散生する。茎は直立・叢生・平滑・無毛。高さ30〜90cm。葉は長さ10〜25cm、幅5〜15mm、広線形、基部は丸く先は尖り無毛、やわらかいが表面はざらつく。葉舌は白色、薄く鈍形、長さ5mm。葉鞘は無毛。花序は総状、熟すと黄色になり、長さ10〜20cm、中軸から短い枝を出し、2列に小穂をつける。小穂は扁平、長さ2.5mm、幅3mm。内外の2苞穎は袋状になり小花を包む。小花は1個あり長さ2.5mm。護穎の先はとがる。果実は長楕円形、淡黄褐色、長さ2mm。花期は7〜8月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Beckmannia syzigachne イネ科カズノコグサ属 |
▼2015年5月21日 西浜佐陀 | ||
▼花序は長さ約20cm。 | ▼枝はさらに小枝を分け小穂を2列につける。 | ▼花序の裏側。 |
▼尖った護穎が突き出している。 | ▼裏側、片側に小穂が並ぶ。 | ▼小穂は長さ約3mm。 |
▼苞穎は袋状になり、小花を包んでいる。 | ▼1小花があり、護穎の先は尖る。 | ▼葉舌は白色。 |
▼高さは約60cm。 | ||
▼2010年6月12日 西川津 | ||
▼2004年5月8日 宍道 | ||
▼2008年7月5日 下佐陀 | ||