カワラハハコ(河原母子)

多年草
北海道〜九州の河原に生える。茎は下部からよく枝分かれして、こんもりとまるい株をつくり、高さ30〜50cmになる。地下茎をのばしてふえるので、群生することが多い。全体に細い毛が多く、白っぽく見える。葉は長さ3〜6cm、幅1〜2mmの細長い線形で、縁は裏面に巻く。裏面には白い綿毛が密生する。枝先に小さな頭花を多数つける。総苞は長さ約5mmの球形で、総苞片は5〜6列に並び、白色の乾いた膜質で、光沢があり、下部は黄褐色を帯びる。雌雄異株。雄株には筒状の両性花が集まった頭花がつく。雌株の頭花はふちに糸状の雌花が多数あり、中心部に筒状の両性花が少し混じる。両性花は結実しない。そう果は長楕円形。花期は8〜10月。(野に咲く花)
学名は、Anaphalis margaritacea ssp. yedoensis
キク科ヤマハハコ属


2014年10月1日 雌株 大井中心部に両性花、周囲に雌花がある。
カワラハハコ雌花 カワラハハコ雌花 カワラハハコ雌花
雌花(上)、両性花(下)雌花の雌しべ。筒状の両性花。
カワラハハコ雌花 カワラハハコ雌花 カワラハハコ雌花
雄株。筒状の両性花のみがある。
カワラハハコ雄花 カワラハハコ雄花 カワラハハコ雄花
筒状の両性花は5裂する。両性花の先端、葯筒が伸びている。
カワラハハコ雄花 カワラハハコ雄花 カワラハハコ雄花
葯筒の中に雌しべがある。
カワラハハコ雄花 カワラハハコ



2010年9月29日 雌株 大井
カワラハハコ花 カワラハハコ花 カワラハハコ花
カワラハハコ花序
雄株
カワラハハコ花 カワラハハコ花 カワラハハコ花
カワラハハコ葉 カワラハハコ カワラハハコ
2009年10月3日 雄株 大井白い花弁に見えるのは総苞片。
カワラハハコ花 カワラハハコ花 カワラハハコ花
カワラハハコ葉 カワラハハコ葉 カワラハハコ茎
カワラハハコ
2013年11月16日 冠毛 雄株 大井総苞片が花弁のように見える。
カワラハハコ花後 カワラハハコ花後 カワラハハコ花後
枯れた筒状花と冠毛。
カワラハハコ花後 カワラハハコ花後 カワラハハコ花後
枯れた筒状花は長さ約3.5mm、冠毛も同長。雄株の筒状花は不稔、果実はできない。冠毛には上向きの刺がある。
カワラハハコ筒状花冠毛 カワラハハコ カワラハハコ冠毛
花が終り、総苞片だけが残っている。
カワラハハコ総苞片 カワラハハコ カワラハハコ
2011年6月4日 大井
カワラハハコ カワラハハコ カワラハハコ


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