カラスビシャク(烏柄杓)

多年草
日本全土の畑の雑草としてふつうに生える。葉は1〜2個根生し、3小葉からなる。小葉は長さ5〜11cmの楕円形〜長楕円形で先はとがる。葉柄の途中と小葉の基部に珠芽(ムカゴ)をつけ、これで増える。花茎は高さ20〜40cmで葉より高く、緑色または帯紫色の仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。仏炎苞は長さ5〜6cmで、舷部の内側には短毛が密生する。花序の付属体は長く糸状にのび、仏炎苞の外にでて直立する。果実は液果で緑色。花期は5〜8月。(野に咲く花)
学名は、Pinellia ternata
サトイモ科ハンゲ属



▼2015年8月16日 八雲

カラスビシャク花序

カラスビシャク花序

カラスビシャク葉

▼葉柄下部にできた珠芽(むかご)。▼珠芽(むかご)は長さ約8mm。

カラスビシャク珠芽

カラスビシャク珠芽

カラスビシャク珠芽

カラスビシャク

カラスビシャク




▼2015年7月11日 広瀬▼仏炎苞をはずと、中に花序がある。

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

▼2012年7月31日 鹿島

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

▼葉柄下部にある珠芽(ムカゴ)。

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

▼幼株には単葉のものもある。

カラスビシャク

カラスビシャク

▼2007年8月12日 八雲

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

▼葉柄下部にムカゴをつける。

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

▼2015年8月23日 大野▼仏炎苞を広げると果実がだいぶ大きくなってきていた。

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

v若い果実は長さ約1.3mm。種子が1個入る。▼未熟な種子は長さ約0.7〜0.8mm。

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

▼付属体まで含めて長さ約25cm。

カラスビシャク

カラスビシャク

▼2019年6月25日 佐草

カラスビシャク花

カラスビシャク花

カラスビシャク花

▼葉は3小葉、小葉の基部に珠芽がつく。

カラスビシャク葉

カラスビシャク珠芽

カラスビシャク珠芽

カラスビシャク


▼2005年8月6日 八雲

カラスビシャク

カラスビシャク

▼2005年5月15日 上乃木

カラスビシャク

カラスビシャク

▼2004年7月3日 安来市

カラスビシャク

カラスビシャク

カラスビシャク

▼2005年5月6日 上乃木

カラスビシャク

カラスビシャク



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑