多年草 ヨーロッパ及び西アジア原産の牧草であるが、北海道〜九州の路傍や休閑地などにも逸脱して生育し、群生する。根茎は短く、茎は叢生し全体平滑・無毛。高さ80〜100cm。根生葉は長さ40〜60cm、幅6〜12mm。葉は粉白色を帯びて柔らかく、中央脈は高く隆起し、内側に折れて山形になる。葉舌は膜質、白色、切形、長さ4〜6mm。花序は広い円錐形をして長さ10〜20cm。小穂は楕円形、扁平、長さ7〜10mm、毛と短い芒があり、3〜6小花からなる。果実は披針状紡錘形、腹面はひろくくぼみ乳褐色、無光沢、長さ3mm。花期は6〜7月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Dactylis glomerata イネ科カモガヤ属 |
▼2012年4月2日 島根 | ||
▼2010年5月30日 本庄 | ||
▼2009年5月31日 玉湯 | ||
▼枝先に小穂が密集する。 | ▼小花3個の小穂は長さ約8.5mm。 | |
▼第1苞穎は長さ約3.5mm、第2苞穎は3.8mm。 | ▼護穎の先端は芒となり、竜骨に長毛がある。 | ▼護穎(上)と内穎。 |
▼2009年5月9日 玉湯 | ||
▼2009年5月13日 葉は内側へ折れる。玉湯 | ▼葉舌は1cm以上ある。 | |
▼護穎に短毛と短い芒がある。 | ▼取り出した小花。 | |
▼2004年5月9日 玉湯 | ||