カキラン(柿蘭)

多年草
北海道〜九州の湿地に生える。高さ30〜70cm。根茎は横にはい、節から根をだす。茎の基部は紫色を帯び、少数の鞘状葉がある。葉は互生し、長さ7〜12cm、幅2〜4mmの狭卵形で、脈沿いに著しい縦じわがあり、基部は短い鞘状になって茎を抱く。花は茎の上部に10個ほどつく。萼片は長さ1.2〜1.5cmの長卵形で先はとがり、緑褐色を帯びる。側花弁は卵形で橙黄色を帯びる。唇弁は内側に紅紫色の斑紋があり、関節によって2つに分かれる。唇弁は側裂片は耳状にはりだす。花期は6〜8月。(野に咲く花)
学名は、Epipactis thunbergii
ラン科カキラン属



▼2005年6月25日 佐草

カキラン

カキラン

カキラン

カキラン

カキラン




▼2005年7月10日 佐草▼果実

カキラン

カキラン

カキラン

▼2010年6月12日 蕾 佐草

カキラン

カキラン

▼2009年7月18日 心配していたがまだあった。 佐草

カキラン

カキラン



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑