ジャノヒゲ(蛇の髭)

常緑多年草
北海道〜九州の山野の林内に生える。匐枝をだしてふえ、群生することが多い。葉は根生し、長さ10〜20cm、幅2〜3mmの線形。花茎はやや扁平で高さ7〜15cmになり、白色または淡紫色の花を総状につける。果皮は早く落ちるので、種子がむきだしになって成熟する。種子は直径約7mmで碧色。花期は7〜8月。(野に咲く花)
学名は、Ophiopogon japonicus
キジカクシ科ジャノヒゲ属
 葉が30〜40cmと長いナガバジャノヒゲがある。幅1.5〜2.5mm。走出枝は短く、株立ちとなる。



▼2007年6月30日 玉湯▼少し持ち上げました。

ジャノヒゲ花

ジャノヒゲ花

ジャノヒゲ花

▼2012年12月3日 種子 八雲▼上側はまだ色づいていない。▼種子は直径約7mm。

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ種子

▼種子の横断面。▼種皮を取り除いた。▼根の一部が肥大し、漢方で「麦門冬」と呼ぶ。

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ麦門冬

▼走出枝を出して子株を作って増える。

ジャノヒゲ麦門冬

ジャノヒゲ走出枝

ジャノヒゲ葉

ジャノヒゲ




▼2006年3月5日 種子 八雲▼走出枝の先に子株をつける。

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ走出枝

ジャノヒゲ葉

▼走出枝を出して増えるので、一面に広がる。

ジャノヒゲ

ジャノヒゲ

▼2011年11月2日 若い種子 東長江

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ葉

ジャノヒゲ

▼2007年1月21日 種子 佐草▼走出枝を出して増える。

ジャノヒゲ種子

ジャノヒゲ走出枝

ジャノヒゲ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑