イチョウウキゴケ(銀杏浮苔)

コケ類
北海道〜九州の水田に見られる日本で唯一の浮遊性のコケ。葉状体がイチョウの葉に似ている。二又状に分岐し、葉状体が半円以上に生長すると中央から分裂し増殖する。水がなくなると地上型になる。
学名は、Ricciocarpus natans
ウキゴケ科 イチョウウキゴケ属



▼2017年4月22日 西浜佐陀▼葉状体は2叉分枝し、溝で分裂する。

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ

▼葉状体は長さ約8mm。▼裏面には仮根状の鱗片が無数にある。

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ

▼鱗片には微鋸歯がある。▼水路に浮遊している。

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ





▼2005年10月23日 地上型 乃白▼地上型は縦に長くなる。

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ

▼2005年6月19日 玉湯

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ

イチョウウキゴケ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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