イチゴツナギ(苺繋)

多年草
北海道〜九州の堤防や路傍に多く生育する。茎は高さ30〜70cm、直立・叢生する。葉は長さ10〜15cm、幅2〜3mm、粉緑色を帯びざらつく。葉舌は鋭形、白く薄膜質、長さ3〜6mm。葉鞘はざらつき、無毛。花序は直立し長さ5〜15cm、枝は3〜6個、長短不同、斜上しざらつく。小穂は淡緑色、卵形、長さ4〜5mm、3〜6小花からなる。護穎の中央脈上に寝た毛があり、基部に長い縮れ毛を生じる。花期は5〜6月。(日本イネ科植物図譜)
学名は、Poa sphondylodes
イネ科イチゴツナギ属
よく似たものにオオスズメノカタビラがある。



▼2009年5月23日 22日の個体。 玉湯

イチゴツナギ

イチゴツナギ

イチゴツナギ

▼2009年5月22日 玉湯▼小穂は4mm程度。

イチゴツナギ

イチゴツナギ

イチゴツナギ

▼護穎の中央脈に寝た毛がある。▼護穎の基部には縮れた長毛がある。▼花序の枝には上向きの剛毛がある。

イチゴツナギ

イチゴツナギ

イチゴツナギ

▼3小花の小穂は長さ約4.5mm。▼第1苞穎は長さ約2.5mm、第2苞穎は2.7mm。▼小花の護穎の基部に長い縮れ毛がある。

イチゴツナギ

イチゴツナギ

イチゴツナギ

▼第1小花は長さ約2.7mm、護穎の竜骨に長毛がある。▼護穎基部の縮れ毛と、竜骨の長毛。▼葉舌は3mm以上ある。

イチゴツナギ

イチゴツナギ

イチゴツナギ

イチゴツナギ






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